【環境設定】MicroPythonでプログラミングの手順(NodeMCU編)

Osoyoo社のNodeMCU ESP2866系 NodeMCU(ESP-12F搭載)

Windows 11のパソコンとNodeMCU(ESP8266)を使って、MicroPythonを始めるための具体的な手順を解説します。

全体的な流れは、①準備 → ②書き込み → ③プログラミング の3ステップです。初心者でも分かりやすいように、必要なソフトウェアを1つにまとめたThonny IDEを使う方法が最も簡単でおすすめです

1. 準備するもの

ハードウェア 🔌

  • NodeMCU (ESP8266) ボード: ESP8266チップを搭載した開発ボードです。
  • Micro-USBケーブル: データ転送対応のものが必要です。充電専用ケーブルでは認識しません。

ソフトウェア 💻

  • USBドライバ: NodeMCUをPCに認識させるために必要です。多くは CP210x または CH340 というチップを使っています。
  • Thonny IDE: MicroPythonの書き込みとプログラミングが両方できる、初心者向けの無料ソフトです。
  • MicroPythonファームウェア: NodeMCUに書き込むためのMicroPython本体です。

2. 環境セットアップ手順

ステップ1:USBドライバのインストールとCOMポートの確認

  1. まず、お使いのNodeMCUに搭載されている四角いUSB変換チップの刻印を確認し、対応するUSBドライバ(CP210xまたはCH340)をPCにインストールします。
  2. ドライバをインストールしたら、NodeMCUをPCに接続します。
  3. Windowsキー + X を押し、「デバイス マネージャー」を開きます。
  4. 「ポート (COM と LPT)」という項目を探します。ここに Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM●)USB-SERIAL CH340 (COM●) のように表示されていれば、PCがボードを正しく認識しています。この COM● の番号(例: COM3)を覚えておいてください。

ステップ2:Thonny IDEのインストールと設定

  1. Thonny公式サイトからWindows版をダウンロードし、インストールします。
  2. Thonnyを起動し、メニューから ツール > オプション を選択します。
  3. インタプリタ タブを開き、以下の設定を行います。
    • どのインタプリタをThonnyで実行しますか?: MicroPython (ESP8266) を選択します。
    • ポート: 先ほどデバイスマネージャーで確認した COM● を選択します。

ステップ3:MicroPythonファームウェアの書き込み

  1. 上記と同じ インタプリタ 設定画面の右下にある Install or update firmware をクリックします。
  2. ポート が正しく選択されていることを確認し、ファームウェア の横の 参照 ボタンから、準備でダウンロードしておいた .bin ファイルを選択します。
  3. 重要: NodeMCUボード上の FLASH (またはBOOT) ボタンを指で押したまま、Thonnyの インストール ボタンをクリックします。書き込みが始まったら指を離してOKです。
  4. 画面下部のログに書き込みの進捗が表示され、最後に “Done!” と出れば成功です。✨

3. MicroPythonを使ってみる(Lチカ)

これで、あなたのNodeMCUはMicroPythonで動いています。早速、定番の「Lチカ」(LEDをチカチカさせる)を試してみましょう。

import machine
import time

# NodeMCUの内蔵LEDはGPIO 2に接続されています
# (内蔵LEDは論理が反転しているため on()で消灯, off()で点灯します)
led = machine.Pin(2, machine.Pin.OUT)

while True:
  led.off()  # 点灯
  time.sleep(0.5)
  led.on()   # 消灯
  time.sleep(0.5)
  1. ファームウェア書き込み画面を閉じると、Thonnyの下部にある「シェル」という領域に >>> というマークが表示され、MicroPythonが待機状態になります。
  2. 上部のエディタ領域に、上記のコードを貼り付けます。
  3. メニューから ファイル > 保存 を選択し、保存先を聞かれたら MicroPython device を選びます。
  4. ファイル名を main.py として保存します。
    • ポイント: main.py という名前で保存すると、NodeMCUの電源が入ったときに自動的にこのプログラムが実行されるようになります。

これで、NodeMCUボード上の青いLEDが0.5秒間隔で点滅し始めます。🎉

もし動かなければ、ボードの RST (リセット) ボタンを押すか、USBケーブルを抜き差ししてみてください。

以上が、Windows 11でNodeMCUにMicroPythonを導入し、使用する具体的な手順です。

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